アメリカのみならず、今や世界中の先進国の街角には日本食料理店があります。
また、スーパーのお総菜コーナーにもにぎりずしや海苔巻き、おそばのサラダなどが並んでいます。
それほど日本食が世界中で愛されるようになった理由の一つに、低カロリーでヘルシーなダイエット食であるという認識があります。
確かに油は使わないですよね。
京都で和食屋さんで食事をするとさらに面白いなと思うのが、脂の乗った魚は避ける傾向にあると言うことです。
京都の夏の風物詩のハモ料理にしても湯引きでさっぱり、少ない油をさらに落としたり。
冬に丹波から取り寄せるぐじ(アマダイ)の一夜干しもよくあぶって油を落としていただきます。
唯一、鯖寿司ぐらいかな、油こってり系のお魚は。
あれにしても京都の年配の方々は一切れでええわと言って、薄味で炊いた野菜食べてはりますよね。
そういう食事中心にしていたらいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。
ふだんの生活の中に和食を取り入れる場合、気をつけておきたいのが、和食の味が濃くなることです。
外国のテリヤキソースなんかなめてみるとよくわかりますが、かなり砂糖が入った濃い目の味のソースです。
若い人に人気の居酒屋さんの煮魚なんかも、味付けは砂糖としょうゆでぎらぎらしています。
和食の怖いところは炭水化物、特に上白糖の使いすぎなんです。
もともとお米が主食ですから炭水化物が多いところにさらに砂糖をふんだんに使うと、どうしても炭水化物が多めになります。
そうすると、インシュリンが出やすくなって、体脂肪を蓄積し易くなるのです。
寝る前に甘いものを食べると太ると言うのはまさしくそれなのですが、
油をいくら削っても、砂糖たっぷりの濃い味付けの和食を食べていては意味がない。
それは忘れないでください。
和食の良さを活かすなら薄味です。
京都料理のお店に行って見られるとよいですよ。
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